極限状態の中で気づいたこと
かなり久々のブログ更新になりました。ここ3ヶ月ほど、猛烈に忙しい日々を送ってました。“忙しい”って、商売上ではありがたいことなんですが、心と身体はかなり追い込まれる状態に…特に心のコンディションを維持するのが本当に大変でした。
ただ、その時間は同時に、自分の感情と深く向き合う機会にもなりました。そんな中でふと思い出したのが「感情との付き合い方で、現実は変わっていく」ということ。今日はそのことについてお伝えしたいと思います。
現実は“感情”からつくられる
結論から言うと、望ましくない現実を“今すぐここから”変える方法とは、自分の感情を「認めること」です。よく聞く言葉かもしれませんが、これが意外とできていなかったりします。僕たちは物事を“そのまま”見ているようで、実際には「感情」という“フィルター”を通して見ています。例えば、コップに入った半分の水。「もう半分しかない」と感じるのか、「まだ半分もある」と感じるのか。事実は同じでも、意味づけは感情によって変わってきます。
そして人は、そのときの感情に合う「証拠」を無意識のうちに集めはじめます。うまくいかないと感じているときは、うまくいかない理由ばかりが目につき、調子がいいときは都合よく物事が進んでいくように見える。こうして、感情に沿った「現実」が出来上がっていきます。
“感情を抑える”という罠
では、望ましい現実をつくるには、いつもポジティブでいればいいのかというと、僕はそうじゃないと思っています。むしろ逆で、感情をコントロールしようとすること自体がズレてるんじゃないかと。僕たちはずっと、「我慢は美徳」「ネガティブはよくないもの」「感情は抑えるべきもの」という前提の中で生きてきました。だから怒りや不安や嫉妬みたいな感情が出てくると、「こんなの感じちゃダメだ」と無意識に押し込めてしまう。
でも、その感情は、抑えようとすればするほど、何度もやってきます。まるで「こっちを向いて!」と言わんばかりに。これは、抑えようとした感情を味わうための「現実」を、自分自身が無意識に選んでいるからだと思います。だからこそ大切なのは、抑えるんじゃなく「認めること」。誰にも知られたくない感情も、カッコ悪い部分も、情けなさも弱さも。どんな感情も全部あっていい。自分の中にある感情は、どれも等しく存在していいものだと感じています。
現実が変わりはじめた瞬間
ある日、ふとしたきっかけで、自分の中にあった「排除したい感情」をそのまま受け入れてみました。感情にも人格があるようなイメージで「今までごめんね」と心の中で声をかけて、そこに居ていいよと認める。その瞬間、ふっと力が抜けました。そして、自分が自分を包み込むような感覚と、何とも言えない安堵感が広がっていきました。それと同時に、自分の中から静かに力が湧いてくるような感覚もありました。
振り返ってみると、そこが起点になって、現実が少しずつ変わっていったように思います。自分の中にある感情を心から認めることができると、自分の本音に対して素直になれます。「本当はこうしたい」「自分はこんな風になりたい」といった本心に気づく。その本心に意識を向け続けると「自分はそれをやる価値のある人間」だということを信じられるようになる。こういった流れで現実は変わっていきます。
まず内側に目を向ける
現実を変えたいと思ったとき、多くの人は「行動」や「考え方」を変えようとします。でも、その起点はもっと内側にあります。この気づきは、ビジネスや人生といった枠を超えた、とても本質的なものだと感じています。
特に“ひとり”で何かを生み出そうとしてる僕たちにとっては、この「感情との付き合い方」は避けて通れないものだと思います。うまくいかないときほど、外側を変えようとするのではなく、内側に目を向けてみる。その積み重ねが、結果として現実を変えていく。そんなことを、身をもって体感しました。