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不安や焦りとどう付き合う?その感覚が教えてくれるもの


学びが多かった一カ月


今日から9月。先月は僕にとって学びが多い月になりました。プライベートでのちょっとしたトラブルにはじまり、仕事が思うように進まないもどかしさ、苦戦しながらの新しい挑戦。嬉しいこともたくさんありましたが、苦しさや辛さをしっかり味わう一カ月になりました。

その苦しさ・辛さを呼び寄せたのは、僕自身の「こうあるべき」の思考。疲れがたまってたのか、気持ちも弱くなってしまい、他人との比較から「自分に不足してるもの」ばかり気にするようになってました。不足を埋めるための「こうあるべき」に強烈に支配され、卑屈になったり、不安や焦りに飲み込まれたり。数週間の間、僕の中にザワザワした感覚がずっと居座っていました。


自分の“感覚”と仲良くする


でも、この不快な感覚は「自分の根っこからのサイン」だと捉えてます。その感覚を消そうとしたり紛らわそうとしたりせず、しっかり向き合うことでそこから抜け出すことができます。モヤモヤしたものや、不安や焦りをどう感じてるか?その感情を思うまま紙に書き出して、自分の“中”にあるものを認めて客観視する。そして、その前提にあるものをイメージしていくと、自分にとって不要な思い込みに気づくことができます。

そうやって思い込みに気づくことができると、自然とモヤモヤからは解放されます。結局、頭で考えることを優先させて、自分の中にある“感覚”をおろそかにすると、不安や焦りの飲み込まれがちです。でも、こういった不快な感覚は、自分もっと成長させてくれる、大切な要素だと感じています。今日からまた新しい一か月。自分の感覚と仲良くしながら、この9月を楽しんでいこうと思っています。

AUTHOR

Designer / 津江 祐一

デザインの方法論を使って「イメージを形にする」ことを20年以上続けてきました。これまでの経験を生かし、“感性を成果につなげる”をテーマに開業ツールなどのデザイン制作を行なっています。

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