“本心”から進むべき方向を知る
前回、「感情を認めることで現実が変わる」というお話をしました。今回は、その中で少しだけ触れた「本心に気づく」ということについて。本心は『自分が進むべき方向』を教えてくれます。僕たちのように、ひとりでビジネスをしていく身にとっては、特に大切な「羅針盤」になります。
でも、自分の本心って、なかなか気づきにくいものです。その“気づく”きっかけとして効果的なのが「違和感」を活用すること。では、どんな風にして活用していけばいいのでしょうか?
日常の中にある違和感
日々過ごしていく中で、何かに対して違和感を覚えることはないでしょうか。例えば「今やっていることがしっくりこない」「ある言葉や態度になぜかイライラしはじめた」「今まで何も感じなかったことが、急に嫌になってきた」「はっきりした理由は分からないけど、何かが引っかかる感覚」など。
こういった違和感って、一見“ネガティブなもの”に思えるので、消そうとしたり見ないようにしたりするのかもしれません。そして、「気にしすぎかな」とか「そんな風に思うのは良くないな」と、この感覚にフタをしてしまうことも多いのではないでしょうか。でも、この違和感が「本心」を知る入口になります。
“本心”の見つけ方
まずは、自分の中に生まれた「違和感」の存在を認めます。「そう感じたんだな」と思うだけでも充分です。そして次は、自分に問いかけてみます。「本当はどうしたい?」「どんな状態になったら嬉しい?」と。すぐに答えが出るときもあれば、そうじゃないときもあります。その問いを自分の中に向け続けることで、あるときにピンとくる感覚、腑におちる感覚がやってきます。
ただ、その感覚が出てきたとき、同時に自分の中からこんな声も聞こえてきがちです。「自分には無理なんじゃないか」「いつかそうなったらいい」「まだ自分には早い」など。でもこれは「過去の自分」の声。人間に備わった“状態を維持しようとする機能”がはたらいてるだけです。自分が本当に進むべきは、その“声”ではなく、「感覚」が示す方向です。
次へ進むためのきっかけ
この違和感は、「次の自分へと進むためのきっかけ」だと感じています。「そろそろ次に進んでもいいんじゃない?」っていう自分から“サイン”。その感覚から本心を知り、本心が示す方向に向かっていく。こうやって人は成長していくんだと思います。
この「違和感」も含め、自分の感覚や直感に素直に耳を傾けることって、すごく大切なことだと感じています。次回は、その“感覚”に気づくために僕がやってきたことを書いていこうと思います。